燃料電池設備認定委員会
燃料電池設備が消防法上の技術基準に適合していることを認定し、消防用設備等の非常電源を確実に確保することを目的として、平成19年10月に発足した委員会です。
トピックス
2008.08.01
国内初!! 常用/非常用燃料電池設備の認定第1号に認定書が交付されました。
消防庁告示第8号「燃料電池設備の基準」(平成18年3月29日)に基づく非常電源設備を認定するため、平成19年10月19日に認定委員会(委員長:太田健一郎横浜国立大学大学院教授)が発足し、認定業務を開始しました。
その結果、去る7月18日に開催された認定委員会において、富士電機アドバンストテクノロジー㈱から申請された、りん酸形100kWの燃料電池設備について認定基準に基づく構造・性能を有するものと判断され、認定第1号として認められたことにより8月1日に認定書が交付されました。
今回認定されたりん酸形燃料電池設備は、日本国内では早期に技術が確立された燃料電池であり、発電した電気のほか高温水(90℃)及び低温水(50℃)が取り出せるなど、発電効率42%(発電端)と高い総合効率によりCO2排出量削減に寄与し、地球環境にやさしいクリーンな新エネルギーとして注目されています。
通常は、都市ガスによりコージェネレーション設備として運転され、非常(災害)時には40秒以内に系統から独立運転に切替え、さらに都市ガス供給が停止した場合は、備蓄してあるLPガスに切替え、常用/非常用発電設備として用いることができるものです。
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